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村上 龍

13歳のハローワーク

13歳のハローワーク

人気ランキング : 12365位
定価 : ¥ 2,730
販売元 : 幻冬舎
発売日 : 2003-12-02

価格 商品名
¥ 2,730 13歳のハローワーク
大人が最初に読んで、次に13歳に

子供が自主的に読むというよりは、大人が読んで、大人自身の狭い職業の外側の世界に、どんな職業の区分けがなされているか学び、それを、さらに分かりやすく子供に教え、指南すべき書だと思います。
子供にこれを与えておけばいいというわけではありません。与える大人自身が、まずしっかりと目をとおして把握したほうがいいと思います。各職業についての記述は、詳しいものと詳しくないものがあったり、主観的なものがあったりでまちまちですが、社会を構成する職業の全体構図として把握するためには、よい本だと思います。
まず、子供を指導する大人が、全体図の把握を!

最重要課題

自分が将来就く仕事について考える。

こうゆうことって、じつは学校の勉強よりももっと大切なことだとおもいます。具体的に言うと、小学校くらいで授業のカリキュラムに加えなければならない。ってことです。

勉強は学校や塾で教えてくれる、大学にどうしたら入れるかも指導してくれる。
でも考えてみれば、順序が逆じゃないかと思うんですね、勉強して、知識を詰め込んで、高校、大学出て、どうしよ・・・って人いっぱいいると思うんです、自分もそのひとりでした。
将来殆どの人が何らかの仕事に就くわけですが、それを学校って詳しく教えてくれないんですよ、この世の中にどんな仕事があってどんなシステムになってて、その中から自分の目標を探して、興味もって、それからそのための勉強をするんだと思うんです。
この本はもちろんこの世のすべての職種を網羅できてるわけではありません、しかし自分の将来を決めるまではいかなくとも、興味を持つとゆうことは本とに大事な事だとおもいます。
13歳となっていますが、小学生にも読み聞かすべきだとおもいます。
最後に一つ一つの仕事の詳細がすくないのが気になりましたが、キッカケ作りと言う点で見れば十分なボリュームだとおもいます。
私は母校の中学に寄贈しました。

夢を現実に

大学がいくら二流、三流でもやる気があるならば、一流企業に就くのも夢ではない。とありますが当然うそです。
まず「日本の」企業というのはコネ採用をしなければなりません。取引先の子弟を入れると取引が増えるかもしれないですし、怒らせないためにも必要です。その人が無能でも関係ありません。コネ力(りょく)があるからです。
一流企業は一流大学しかとりません。それは馬鹿でもよいです。なぜなら日本では仕事に役所の許可がたくさんいります。そのとき東大なんかの同期が役所に頼みに行くと断れないのです、役所も。そのために無能でも一流大卒は必要です。同期力があるからです。
この本はほとんど犯罪みたいなもので、願望でこうなればいいなーーーーーというものを書いたもので現実と因果関係はありません。小説家が書いているように小説として読みましょう。

見方によると思いますが。

それぞれの職業の一側面しか書いていない、職業選びにまったく不向き、
といった意見が多く見られ、そういう見方をすればそうだろうなあと思います。

しかし、作者が本当はどのような「意図」で執筆したのかは分かりませんが、
世の中には多様な職業があり、「どんな仕事」でも非常に魅力的な「側面もある」ことを知ることは、
子どもたちあるいは職に就くことに悲観的な人たちにも有意義なことではないかと思いました。

すべては好奇心しだい

「職業の説明が浅すぎる」という意見が目立つように思えました。たしかにそうかもしれません、しかしこの本はいわば仕事を探すための「辞書」のようなものです。辞書には詳しいことや具体的なことは必要ありません。村上龍氏が言うように、人によって好奇心の対象は異なるのですからその子がある項目を見て興味を惹かれたなら自分でもっと調べようとするはずです。自分で自分の興味の対象を見つけ、自分で調べることができる、それがこの本の魅力だと思います。

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